EVの動向
最近、EVの動向に注目している。クルマ素人だけど、単純に産業のダイナミックな変化はワクワクするものがある。クルマ業界って長い間、市場を同じプレーヤーで競争してきた感があり、変化もゆっくりだったけど、さすがにこの100年に一度と言われる大変革の時代には注目せずにはいられない。
ざっと三つくらいニュース系の動画みた。
- 【EV最新技術】"充電できる道路"も 開発競争進む電気自動車 - YouTube
- 【EV戦国時代】異業種も参入…日本の自動車メーカーどうなる【深層NEWS】 - YouTube
- クルマ新世紀の実相…EV(電気自動車)がもたらす“破壊と創造”【1月11日㈫ #報道1930】 - YouTube
北欧のノルウェーやスウェーデンがEV先進国で、インフラ設備もかなり進んできていることに驚いた。
EVの弱点はバッテリーの持ちで、冬にエアコンをつけると、とたんに走行距離が半分になるとか。これはどう考えても使えないな、という印象を持ってしまう。
が、結局はインフラの問題で、ノルウェーみたいにスーパーの駐車場で充電できるんなら関係なくなるし、どんどん発展してコンビニの駐車場とかでも充電できるんなら長距離だろうが安心でしょう。ただ充電は時間がかかるから、まあ今の段階だと利便性はまだまだかもしれない。
スウェーデンは道路に非接触型の充電器を道路に埋め込む実験してて、これ普及すれば走りながら充電できてしまう。長期的には問題解決かなと思う。同じ発想で、駐車場の地面に埋め込めばいいじゃんと思う。(なんとなく感電しそうで嫌だけど)
EVが普及するかどうかは、結局政府が本気で取り組む気があるかどうか、にかかってそう。
一方で、ヨーロッパ勢がここまでEV一択を強烈に推進している背景は、日本のハイブリッドの技術についてけなくて、ジリ貧だったからという話がある。CO2削減の大義名分をつくって業界のゲーム・チェンジーを狙ったとのことで、これは説得力がある。
これに関しても思うに、あまり一方的に技術競争力が強くなってしまうと、追い込まれた競争相手がルールを変えてしまうので、うまくやるなら技術を少しずつ開示して普及を狙うべきだったなと。ハイブリッドならエンジン(システム?)を提供するとか。
EVの流れは業界に風穴を開け、新風を入れたのは間違い無くて、乗り心地がまったくエンジン車と違うらしいし騒音も少ない。ガソリン車に比べて技術的なハードルが低く新規参入しやすい。構造も水平分業に向いている。PCみたいに製造を委託することもできる。
はじめはテスラだけが頑張ってたイメージだったけど、ここに来て本格的に業界全体が動くのを感じる。ソニーもアップルもクルマを作る時代になるのか。クルマ好きでもなんでもない自分もワクワクする時代になってきた。